【慢性腎臓病4年目】腎性貧血の疑い

柴犬の毎日
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すずが慢性腎臓病になってから1月で、満3年が経ちました。

2月からは、4年目に突入します。

正直、こんなに長生きするとは思っていなかったです。

4年目、1回目の検査結果

今までの検査結果

ついに、この時が来てしまった。

慢性腎臓なら必ず起こると言われる「腎性貧血」の兆候が出ました。

すずの血液濃度は決して高くなく、正常値ギリギリか少し低めくらいでした。

昨年の7月に膀胱炎で血尿が出たことにより34%になり、完治して少しずつ濃度を上げてきた矢先のこと。

2023/01 2022/11 
血液濃度2936
尿素窒素47.762.4
クレアチニン 2.252.99
リン54.9
アルブミン3.33.7
カリウム4.54.4
体重7.9kg8.3kg

2か月で、36%から29%に急降下しました。

白血球数は正常値で、赤血球の数は結構減っています。

これまで貧血とずっと付き合ってきたけど、こんな急激な進行は初めてのこと。

4年目になって、腎臓病の症状がダイレクトに出てきたというわけです。

膀胱炎がきっかけで体重が落ちていたけど、また戻し、12月の頭から徐々に下がりだしてました。

昨年の冬も同じように下がり傾向だったので、冬時期のものかと・・・「腎性貧血」の可能性があります。赤血球が少ないと体に栄養をうまく運べないので体重が増えにくいのかもしれません。

まぁ、いつか来るだろうとは思っていたので、驚きはしないけど。

犬の貧血症状

犬の貧血症状は、以下の通り。

  • 白眼、舌、歯茎が白っぽくなる。
  • 足元がふらつく
  • 疲れやすい
  • 手足が冷えている
  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 血尿、黄疸がある

最後の血尿、黄疸はわかりやすいけど、それ以外なら老犬の日常でもある。

足がふらつくって、普通に足が悪いからふらついて、前にずっこけることだってある。寝てる時間が多くなる・・・というのは、老犬飼い主さんの口癖のようなもの。

すずの場合、常に貧血気味だったこともあって、特に症状が激しく出た感じではありませんでした。

腎性貧血とは?

腎臓から分泌されるエリスロポエチンという赤血球を作るホルモンが不足することによって、高確率で起こる貧血のこと。

簡単にいうと、「血液工場が規模縮小している」状態だそうです。

どんだけ血液の素を送り込んだとしても、製造元が動いていなければ意味がない。

いままでの食事療法のみで、貧血をカバーすることが難しくなりました。

それでも、前回の検査に比べたら、尿素窒素、クレアチニンの数値は下がっているのは、不幸中の幸い。

貧血を除けば、腎臓の方は安定しているようです。

そして、相変わらずの食いっぷりです。

今後の治療を考える

2週間~3週間に一度くらいのペースで、注射でエリスロポエチンを投与することになるそうです。

先生は、「ここまで腎臓がもったのは大したもんだ」と褒めてくれた。

貧血の治療は大したものではないのかもしれないけど、次の検査までの1か月どうするか考えながら、この1か月は全力で、すずの血液工場をたたき起こす。

今月、確認のため、再検査します。

この先、良くなることはないのであれば、すずの身体に手を加えないというのが自然の法則でもあります。もしかしたら、その方が辛くないのかもしれない。

飼い主として、あとやれることはなんだろう。


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