慢性腎臓病4年目、治療を終える

柴犬の毎日
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このブログにはすずの腎臓病についてたくさん書いてきたので、最後も記録に残しておこうと思います。

先日、先生に「定期検査をやめる」ことを言ってきました。


慢性腎臓病は老いの病であり、完治をすることは不可能。なんとか誤魔化し引き延ばし、共に生活していく病気です。いろんな治療・緩和方法はあるかと思いますが、いずれも基になるのは定期検査です。

その定期検査を6月を最後に終了しました。

今の状態は

今年に入り「腎性貧血の状態」が見えてきました。
しばらく様子を見るということにしていましたが、急激な悪化はないけど貧血状態が続いています。

貧血の治療法としてホルモン剤投与を提案されていましたが、家族会議の結果見送ることにした。そのときから検査をやめることは考えていましたが、ごはんの調整に検査結果が役に立っていたこともあって続けることにしていました。

いま現在すずの状態は、この検査より悪化している可能性があります。


●排尿が12時間以上感覚になった
●排便がすっきり出にくい
●軽度の脱水


この3つは悪化要因になります。


そして、これはすべて老いによるもの。
「腎臓病」より「認知症」が悪化してしまいました。

想定外だった認知症

24時間好きな時間に徘徊するようになり、長い時では2時間ほど。
ほとんど要求吠えだけど、近所迷惑になりそうなほどの大きな声で吠えます。

前足の爪は擦り切れて、血がにじみ
サークルの摩擦で目の淵が切れて、常に擦り傷。
いまはエリカラをつけて徘徊するけど、重くて首が下がってでんぐり返し。


頻繁に排尿できていたのも忘れてしまったようで、20時間出ないことも驚かなくなりました。
徘徊が始まると見守りが必要になってきます。
引っかかると吠える、コケる吠えるので数分おきに叫びます。もうご飯を調整する余裕がありません。


もう今まで通りのご飯の作り方で、行けるとこまで、です。


鎮静剤のことも考えていますが、まだ体力があるのでしばらくは根競べ。少なくとも夏の間はご近所が閉めているだろうから、吠えてもそんなに困らないだろう。
こちらの限界まで、薬には頼らず頑張ろうと思っています。


前回の検査のときに、いつも声かけてくれる看護師さんに
「寝れるときに寝ときな。」と言われたことを思いだしながら世話する日々です。



腎臓病の治療は終了ですが、違う病気になったときは診てもらうので完全に病院離れするとは違います。
まぁ、もうお世話にならないこと、が1番良いんですが、すずは何処まで頑張る気なのかな。


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