我が家ではたぬ吉のみドライフードを食べています。
与えすぎ防止のため、わたしが毎晩翌日分を計って母屋に届けるスタイルです。
昨日もドッグフードを持って母屋へ。
すると、祖父がいま読んでいるという本を持ってきて、こんなことを言いました。
「少年と犬」を読んでた祖父の疑問
祖父が読んでいたのは「少年と犬」。
わたしは読んだことがないので、内容は知りません。
本を片手に、こんなことを言い出しました。
「ドックフード食べて、水をガバガバ飲んで、病気になるって、ほんまか?」
は?なんだそれ、謎かけかと思ったけど、本に書いってあったと至って真剣。
たぬ吉が同じくドックフードで、水をガバガバ飲むから不安になったんじゃないかと思う。
さて、たぬ吉の歯磨きしながら考えてみた。
( 読む気はないので )
「何それ、胃捻転のことか?」
「あー、それかもしれん」
本を読んでるのは祖父でしょう、良い加減なもんだ。
よっぽど「ドッグフードと水をガバガバで病気」が印象に残っているらしい。
「胃捻転」かもと思った理由
なんとなく胃捻転の症状や、なりやすい経緯を知っていたから。知らなかったら、この情報だけで胃捻転とは言わない。
師匠宅のコが昔、胃捻転になったことがあったので、そのときにどんな病気かを一通り調べてみて師匠からも注意するように言われていた病気のひとつ。
胃捻転は早期治療が肝心な病気なので、知ってるかどうかに命が大きく左右されます。
【 注意した方が良いコ 】
▪︎大型犬
▪︎ドカ食いする
▪︎ストレス、環境の変化に弱い
▪︎遊びまわる、運動が多い
▪︎加齢、既往がある、脾臓摘出など
ちなみに、たぬ吉はどれも当てはまらない。
「ドカ食い」どころか、ちびちび遊びながら食べたりする。
我が家は必ずひとりは犬守りを置くので、いきなり大きな環境の変化は少ない方だと思う。
たぬ吉、満3歳。
祖父が心配するほど、かかりやすいタイプではないことを伝えたら安心してくれました。
知っておくと役に立つかも
【 胃捻転の症状例 】
▪︎お腹が膨張している
▪︎吐きたそうにしているのに吐けない
▪︎舌・歯茎が青白くなっている(チアノーゼ)
▪︎突然元気がなくなった
▪︎息苦しい、息が荒くなる
胃捻転に多い症状をまとめてみました。
犬は身体の作り上、人間より吐くことが多いです。
吐いた後に元気ならひとまず大丈夫だけど
「少しでも様子がおかしい・なんか変だ」と感じたら早めに病院へ行く。
いまはネットで症状などはすぐ調べられる。全部きっちり覚える必要はない、ただ頭の片隅にあれば、いつか役に立つかもしれないよ。
ここまで「胃捻転」のはなしをしたけど、【少年と犬】で書かれている病気で合ってるのかな?
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