今日は、立春ですね。
暦の上では、春だけど、まだまだ寒い。
昨日は、我が家も節分ごはんでした。
巻き寿司が圧倒的な人気ですが、縁起の良い食べ物として、「イワシ」もあるんです。
イワシで鬼を遠ざける

柊に鰯の頭を刺したものを玄関に飾って、魔除けにする。という風習があります。
鬼は焼いた鰯の臭いが苦手らしい。
確かに、イワシは匂いがキツイ・・・😅
そして、栄養価の高い庶民の食べ物として、まだ寒い冬に最適な食べ物だったんでしょう。
いまは、スーパーで焼いてくれているのでめっちゃ助かります。家で焼くと、本当に鬼も逃げそうだけど。
さて、そんな鰯が【節分の日の犬ごはん】です。
犬ごはんの材料リスト

- いわし
- 白菜
- 人参
- ブロッコリー
- 椎茸
- セロリ
- 押し麦入りごはん
- 味噌
セロリを入れると魚臭さが少しマシな気がします。
それでも気になる時は、パセリや青じそを食べる直前にふりかけます。
「魔除けいわし」は焼き物ですが、犬ごはんには水煮を使っています。
スーパーで売っている焼きいわしは、塩が振ってあるので、なるべく使わずに。
水煮でも十分臭いは気になるので、鬼はきっと嫌がってくれるでしょう(笑。
いわしは頭と内臓を取って、圧力鍋で炊いてあるので中骨も食べれます。
いわしの効能
いわしの一般的な栄養価で優れているのは次の通り。
- ビタミンB群、E、D
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 不飽和脂肪酸:EPA、DHA
ビタミンDとカルシウムが同時に取れるので、特に妊娠後期、子犬、成長期、老犬の子におすすめ。
犬は人間ほど、ビタミンDを作り出すことが得意ではないので、食材から摂る方が良いんです。
不飽和脂肪酸は酸化しやすいため、ビタミンCなどの酸化防止成分がある食材と一緒に取るとなお良し(*’▽’)
ということで、ビタミンCが豊富なパセリと青じそは、臭い消しだけじゃなく、栄養面からもおすすめです。
食べれる子はレモンでも良いけどね。
犬ごはんに「巻きずし」を作らなかった理由
昔は、巻きずしを作っていました。
いまは、時間もあまり取れないので作るのをやめたっていうのもあるけど、一番の理由はこれ。
「ちびこが噛まないタイプだから」
犬にとっては、焼きのりはあまり消化の良いものではないのです。もみのりを少量ふりかけるくらいなら、海苔の効能も生かせるだろうけど、焼きのりではちょっと難しい。
それを崩してあげたとしても、ちびこの身体に負担がかかります。
じゃあ、作ってから、さらに、崩して、小鍋で消化しやすく炊くかって話になります。

そこまで、してやらんでもね。犬は節分なんて知らんよ。
まぁ、おうちに寄りけり、犬に寄りけりですね。
コメント