もう何年か前のこと、自室にはカーテンも机もありませんでした。
いわゆるミニマリストというやつになっていた時期です。
元々片付けが嫌いで、自分のやりたいことを優先させてしまうので、余計に片付かない。
そんなダメ人間でした。
いまは、そのころと部屋も変わり、荷物も変わり、犬も入れ替わり、ミニマリストの影は薄くなってしまいました。
意外とミニマリストはラクだった
荷物が増えだしてから、わかったことがあります。
「ミニマリストの時期は、心が軽かった」ということ。
今の状況ともかなり違うので、一概に荷物の量だけとは言えないけど、少なくとも部屋に入って、すぐため息は付かなかったと思う。
作り付けの棚も洋服チェストも、ほぼ空っぽ。
あるのは、すずのベット替わりのソファーと、ケンネルタイプのゲージと、自分のベッド。
祖母には「殺風景」と言われたくらい。
・・・よく考えたら、これ全部すずが使うものなので、ほぼ犬小屋(笑。
それに、モノがないので、掃除もラクでした。
買うものも、いつも決まっているので出費も少なくて済みます。
何より考えなくて良い、これが私には一番良かったのかも。
実家暮らしのミニマリストの壁

ミニマリスト時期には、やたらと家族に心配されて、勝手に服を買ってこられるなんてこともよくあって困りました(笑。
「あんたが買わないから」
良かれてと思って買ってくれてたものを無碍にすることもできず、気に入らないものが増えていきます。
このあたりから、自分の感性や好みより他人を優先するようになり
自室にいる時間があまりなくて、家全体の片付けを始めたこともあって、家族には嫌味を言われるようになります。
もちろん、勝手に捨てたりしてませんけど。
「捨てて良い?」と聞いたら、怪訝な顔をされる。
それに負けたことがきっかけで、自室のものがどんどん増えていきます。
結局、増える原因っていうのは、大して変わらない。
- ストレス
- 虚無感
- 不安感
このあたりが大きいんじゃないかと思います。
我が家の権利は、両親にありますからね。わたしの家であって、わたしの家ではないのに、家事をやらねばならない。
周りにあるものは、仕方なく持っているもの、妥協の産物。
妥協の産物って、要は自分を優先しなかったもの、他人軸のものなんですよね。
モノの多さと乱雑さを気にしながら、毎日過ごすことにも飽きてきちゃった。
窮屈すぎる生活をやめたい
わたしは、本当に恵まれています。
家族はみんな大きな病気なく、信用はしないけど、仲は悪くない。
何かを強いられている、というほどきっとキツく当たられているわけではない。
敏感すぎる「HSP」が関係しているのかもしれないけど、いまの暮らしはとても、窮屈に感じる。
「朝起きると、毎日が始まることに絶望する」
鬱ではないけど、日々そんな感じ。
この感じは、ミニマリスト時期にはあまり感じなかったんですよね。
ミニマリスト時期は自分軸が強かった、ということかもしれません。
HSP/HSSに向いている片付け術を探す

そんな思考ぐるぐるの中、こんな記事を見つけました。
絵はミニマリストのおふみさんが書かれている記事。
要は、「SNSで片付けの記録をして、モチベーションを維持する」ってことです。

これなら、めけずに出来るかも!
HSP/HSSの特性上、「飽きる」「他人に影響される」要素が強くて、片付けが続きにくいんだと・・・言い訳のように思ってます(;’∀’)
HSPの人は、自分軸がぶれやすいってよく言われますよね。
結局、相手を優先させてしまうのがデフォルトで備わってるんです。
まぁ、なんにしてもやってみないとわからない。
とりあえず、少しやってみよう。
ちょうど、ブログやっているところだしね。
以前の快適空間、軽い自分に戻れるように、がんばろー(*’▽’)
コメント