うちのすずさん、今月で17歳になりました(*’▽’)
「慢性腎臓病」になったとき、17歳まで生きてるとは思いませんでした。
柴犬の平均寿命って13~16歳くらいなので、「16歳まで頑張れば、十分だよなぁー」ってゆるく考えていたんです。
まさかの平均寿命を超えるとは微塵も思っていなかった。
完全手作りの腎臓病食だって、2年を超えたことになります。

完全手作りにすると決断したとき、めっちゃ不安でした
療法食フードにしなくて良かった

個々のケースによりますが、一般的には「慢性腎臓になったら、療法食に切り替える方が寿命伸びる」場合が多いものです。
診断当初、先生から進められて慢性腎臓病フードを取り入れたこともありました。
ただ、すずには合わなかった。
フードと手作り食を併用していたときの定期検査の数値は、約2年11カ月のいまと同じくらい悪化、特に貧血が症状が進行しました。
完全療法食手作り食に切り替えて、状態は安定し、鉄剤も服用せずに貧血を改善することができました。
思い切って「療法食フード」をやめて良かった。
手作り食の強みを生かす
手作り食を16年やっていて、「子犬」「成犬」「妊娠後期」「介護食」「療法食」と経験してきました。
全部同じ材料、ひとも同じ材料で、普通にスーパーで買えるものが大半です。
健康な成犬であれば、誰でも簡単に作ることができます。(食べてはいけないものはありますが)
ひとのごはんを作る片手間に、小鍋とコンロ1つがあれば十分です。
「子犬」「介護食」「療法食」は、ある程度の知識や道具が必要になってくるので、最初は手間取ることが多いです。
それでも、出来ないことはない、ということです。
ただ2年以上やってきた感想をいうと、「療法食」の手作りごはんは情報が、かなり少なかったです。
決断したときも、コレだ!というケースを見つけられなくて、不安は募るばかり。
個体差があるし、病気が絡んでいる以上、ケースバイケースというパターンが多いせいなのか、それともハイリスクだからオススメされないせいなのか、わかりませんが。
うちの先生は手作り食専門でないので、手作り食へのアドバイスは、ほぼありませんでした。
腎臓病療法食をベースにすずに合わせて作って、色々と変更していきました。

本当に、なんとかなって、良かったよ
最期まで、いぬごはんを作る
すずの老化は、かなり進んでいます。
腎臓病のこともあるから18歳にはいかないでしょう。
17歳を迎えられたこと自体、奇跡のようなものです。
だって、慢性腎臓病ステージ3の余命を超えたんだから。
この先、すずが食べなくなる日が来ると思いますが、市販フードにすることはありません。
食べれるだけ食べさせて、旅立ちの準備を見守ることが飼い主の役目だから。
それまで、やいやい言いながらでも過ごしていくとします。
我が家のいぬごはんとヒトごはん
ちょっとタイトル変えてみました。

材料:馬肉、たまご、ブロッコリー、人参、ピーマン、しめじ、ごはん、キヌア、昆布

材料:鶏モモ、たら、セロリ、人参、キャベツ、れんこん、しめじ、白ごま、もずく、ごはん、味噌、生姜

材料:ラム、卵白、キャベツ、大根、人参、ピーマン、りんご、本くず粉、ごはん、パセリ、ターメリック
ひとのごはんと材料は、ほぼ同じ

12月5日のひとごはんは
- そばめし
- れんこんと人参のきんぴら
- ほうれん草
- 味噌汁と漬物
「そばめし」のにんじん・しめじ・ピーマンはフードプロセッサーでまとめてみじん切りしたものを、犬ごはんにも使っています。
「れんこんと人参のきんぴら」も同じれんこんが作り置き分に入っています。
目玉焼きがちぎれているのは食べたからじゃなく、すずの方に少し回されているからです。
こんな風にみんなのごはんを調整しながら作ると、わりとうまくやれますよ(*’▽’)
お肉・魚だけは量が多くなるので、「わんこ用」名目で買っていると作りやすい気がします。
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