先日、出張トリミングのLadybirdさんに来てもらいました。
理由は膣炎による汚れがどうしても取れなかったから。
ウェットティッシュでふいたり、汚れるところの毛を切ってみたりしたけど、素人では限界が・・・💦
出張トリミングってこんな感じ
前回はお尻周りのカットのみでしたが、今回はシャンプーとカットをお願いしました。
今回は「お尻周りの毛のカットとシャンプー」になります。
すずはてんかん持ちで、お風呂が大嫌い。
きちんと全身洗ったのは10年くらい前じゃないかな。
もう記憶にないほど、遠い話です。
地元のトリミングサロンを断られてから、家で数回洗ったときは近所に響くような大絶叫と脱糞と、爪が血だらけになるまで暴れました。
若い頃でそんな感じ。
老犬・・・しかも介護期に入ったすずは大丈夫かな。
出張トリミング:カット

トリミングの順番は
カット→シャンプー→カット(調整)になります。
我が家のトリミング会場はリビング。
毛が飛び散りやすいので、床はカーペットよりマットの方がいいそうです。
「コンセントがある」は必須条件です。
落ちた毛を掃除しやすい古新聞を敷いています。

トリミング前のすずのお尻、記念に撮っておきました。
汚れたところを適当に切っていたので、かなり散切りにしています。
膣炎の治療もうまく行っているみたいで、おりものはほとんど出なくなっています。
すずは立つこともできるけど、寝たきりの場合は立てないこともあるので、その状況に合わせてトリミングするそうです。

・・・すずは普通に寝てたので、そのままカット。
状況によっては、飼い主さんがお手伝いが必要ですが、すずは寝てるだけだったので、私は掃除機持ってしゃべってるだけ(笑。
最初のカットが終わったら、次は気になるシャンプーです。
10年ぶりのシャンプー
足だけ洗うことはあっても、体をお湯につけることは10年ぶり。すずがどんな反応をするのか、こちらもビクビク。
Ladybirdさんはすずの状態によっては「洗えない」ことも考えて、シャンプーボディタオルも持参してくれました。
シャンプー会場は、キッチン・洗面所・お風呂の3つからすずに合いそうなものを選んでもらいました。
洗った経験が無さすぎて、何が良いか全然わからないので、プロにお任せです。
結果、うちのシャンプー会場はキッチン。
うちの蛇口は、シャワー機能・伸ばすこともできます。
シンクにラップを張って簡易的に浴槽をつくります。

お湯はり中。
滑らないようにマットを敷いてくれます。
ふわふわに泡立てられたLadybirdさん手作りの石鹸でシャンプースタート。

お尻だけのシャンプーになるので、わたしが前足を固定。
すずはLadybirdさんに寄りかかるような体制です。
全く大騒ぎすることもなく、じっとしていました。

石鹸なのですすぎもあっという間に終了。
息が上がるようなこともなく、嫌がるそぶりもなし。
心配する必要なかったね。
BEFORE/AFTER
乾かしたあとは、細かなぶぶんをカットしていきます。
▪︎どういう風にお世話をするか
▪︎日頃気になっていることはないか
▪︎寝相や癖はないか
いまのすずはオムツを履くことが多くなり、寝相は左が下。膀胱炎歴、そして今回は膣炎も経験しました。
うんちを自分で出し切ることもできません。
そんな話をして、カットしてもらったのがこちら。

かなりばっさり切ってもらいました。
肛門まわりも剃ってもらって、オムツでひっかかる尻尾のところも、股のところも大きくカット。
正直言うと、あまりかわいいお尻ではなくなりました。
だけど、うんちを出し切ることが出来るようになったし、排泄時の手入れがめちゃくちゃ楽になりました。
おむつを穿かすのもはやくなりました!
介護になると見た目は二の次。如何に飼い主の手間を減らし、犬も快適に過ごせる状態にするかが大切。
老犬になると感染症も増えるので、衛生面重視です。
トリミングなんて無縁だった柴犬でも、老犬になるとトリミングが有効なこともあります。ただ「老犬」を見てくれるサロンは少ないし、一見さんはもっと少ないと思います。
老犬期になる前には、「介護のトリミング」についてイメージしておくと、少しラクな老犬生活が送れるかもしれません。
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